やりたい事が、すぐ分かる!
バージョン:DirectX9 レベル:応用
かつて出版されていた「DirectX逆引き大全」の改訂版です。
「やりたい事」から、すぐにサンプルソースが見付かる便利な一冊です。
ちなみに扱っている項目の数は、実に418個!
ポリゴン、シェーダー、当たり判定、カメラワーク、3Dサウンド、コントローラー、多彩なエフェクトなどなど
本書があれば、調査に費やす時間を大幅に短縮でき、ゲームの開発効率が格段に上がります。
とにかく役立つ「宝の山」だ!
本書で扱う内容は、基礎から応用まで、驚異的に幅広いです。
単純なポリゴン描画から、派手なエフェクト、強力なTIPSまで、実に多彩です。
私にとって、本書のサンプルソースは宝の山です。
特にシャドウマップの実装は、読んだ当時かなり勉強になりました。
本書のサンプルを自分なりにカスタマイズし、初めて上手く動いた時は、本当に感動したのを覚えてます。
豊富な表現技法をマスター
他にも、本書から役に立った記憶を、思いつくまま挙げると
- Xファイルのフォーマット
- フォンシェーディング
- トゥーンレンダリング
- 環境マッピング
- バンプマッピング
- アニメーションメッシュ
- 複雑な当たり判定(OBB)
- 地形との接触(レイ)
……って、ええーい、多過ぎるわ!
と、とにかく、私は若い頃?この本で相当に勉強させてもらいました。
(いや、今でも心は十分に若いですよ…たぶん)
また他人のソースを解析する習慣も、この頃に身に付けました。
サンプル優秀、まさに必携!
本書のサンプルソースは、非常にシンプルなので、カスタマイズや組み込みも容易です。
変なフレームワークとかは使っていない、純粋なDirectXのAPIが大半です。
あと、アルゴリズムも変に凝っておらず、ストレートな実装が多いので、DirectX9以外の環境でも意外に転用が利きました。
私は今でも、ド忘れしたり、そもそも理解がテキトーだったり、なんて事は日常茶飯事です。
そんな時、本書が役立つ、というか、助けてくれます。
基礎から応用まで、恐ろしく幅広い内容で、DirectX9を使う全ての人に役立ちます。
ネットでウロウロ調査するより、総合的に見て、本書の方が遥かに効率的です。
まさに必携です。
よくAmazonで値上がりしますが、出版元直営の電子書籍版がオススメです。
また、ゲームプログラミング入門のソース(やライブラリ)とは、変数名が同じだったりと親和性が高いので、併せて利用すると便利です。
2018/05/29
なんと電子書籍のパワーアップ版が出ました! ← リンク先に動画あり
直営ショップで扱ってます。今買うならこっち。
私は発売日に速攻買いました。