情熱を持ち続ける53のヒント
副題にもある通り、ソフトウェア開発者が幸せに生きる為のヒント&提言集です。
人生は有限だから、よりクリエイティブに情熱的に生きてみようぜ!
というエネルギーに溢れた一冊です。
周りに流されて単調な日々を過ごすのではなく、人生を楽しくする為にアクションを起こす。
そうやって自身を磨いて行く人のガイド役、それが本書です。
また逆に、今の人生を見直す良いきっかけにもなるでしょう。
音楽とプログラミングの共通点?
著者Chad Fowler氏は開発者だけでなく、サックス奏者として活躍している多才な方です。
本書では度々ミュージシャンの経験に基づく知見が披露され、ソフトウェア開発との共通点を考察しています。
これがとても「深く」示唆に富んでいます。
たとえ別の分野であっても、根底には近いものがあるのだと。
ちなみに私はプログラマーと同時に、競技スキー選手としても活動しています。
その経験に照らし合わせて読むと、著者の言葉には幾度もハッと気付かされました。
そして本書のお陰で、アスリートとしても新たな発見があり、とても感謝しています。
情熱的にクリエイティブに
そんな自分語りはさておき…
将来への不安に怯えて生きるのではなく、情熱的に楽しくキャリアを積みたい!
会社に依存しない開発者のコアを知りたい!
そんな人はぜひ本書を読んで欲しいです。