コンピュータ開発史 歴史の誤りをただす「最初の計算機」をたずねる旅

手にとって5秒で買った本

コンピュータの開発に挑んだ先人達の業績がよく分かる良書。
間違いなく良書なんですが、価格がなかなかのビッグプライス

さすがに喜んでお金を出すのは、よほどのマニアぐらいでしょう…

でも老若男女パソコンを触らない人も含めて、全ての人にオススメです。
(ユーズドならAmazonで安く変えますし。でもやっぱり新品が一番)

たのしいフルカラー図鑑

特徴はとにかくカラー写真が豊富で読んでいて楽しい!

文章も分かりやすくプログラミング的な知識は全く要りません。なにしろ最初はそろばんや歯車の話です。
子供の頃に親しんだ図鑑や学研の科学のようなノリで読めます。

モンスター級にデカい計算機がバシバシ出てきて、視覚的なインパクトは相当なものです。

個人的には、今まであまり紹介されなかったコンラッド・ツーゼ氏に丸々1章を割いている点が最高です。

巨人の肩の上に

普段我々が当たり前に使っているコンピュータも、ある日突然天から降ってきたわけじゃありません。
多くの人が試行錯誤を重ね、長い年月を経て現在に至ったのです。

今自分がプログラマーを出来るのも、偉大な先人達が礎を築いてくれたからに他ならない。

本書を読んでそんな思いを強くしました。

私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。

アイザック・ニュートン
(ロバート・フックに宛てた手紙の中で)

コンピュータ開発史 歴史の誤りをただす「最初の計算機」をたずねる旅

9

読みやすさ

9.5/10

情報量

9.5/10

コストパフォーマンス

7.0/10

わくわく度

10.0/10

Points

  • コンピュータの歴史を学べる
  • 豊富なカラー写真
  • 綿密な取材と調査に基づく内容

Notes

  • 値段が高いかも…

Kuniaki Ebata 登録者

大学中退(文系)の専門卒 日本で唯一のプログラミング書籍評論家 プログラマーで現役のスキー国体選手です 頭と体を動かすのが大好きなフレンズなんだね 専門学校で先生もやってます プログラミングは21歳から 貴族じゃない独身 持病:重度うつ病(薬とサポートのおかげで何とか生きてます) 教え子をゲーム業界へどんどん送り込み、世界を面白くする野望を実現中 プログラミングが上達するメルマガやってます ここを見たゲーム業界の卒業生へ 新作が出たら、連絡するか現物を送ってくれると嬉しいです ただし18禁・CERO-Dの場合は、厳重に梱包の上、品名をパソコン部品にて送る事(だいじ) このページが参考になった方へ ぜひSNSやブログでシェアして欲しいです お願いします(少し上にボタンあります) 最近Google先生が中身の無い「いかがでしたか?」サイトを優遇するので困っています助けて下さい(>_<) シェアしてくださった方には 小冊子 プログラミング書籍が10倍わかる読み方(pdf) を差し上げます こちらからご報告頂くか、こっそりDMを送って下さい