Unityゲーム開発 オンライン3Dアクションゲームの作り方

さらにUnityを使いこなせる

ある程度Unityを使った人向けの本です。

だからUnityに搭載されている便利機能をガッツリ使って行きます。

森と大地に囲まれた3D空間で、女戦士がモンスターと闘うアクションゲームを作りながら、Unityの色々な機能を学べます。

当たり判定の実装に役立つ

本書が扱う機能はバリエーションに富み

  • 地形の作り方
  • キャラのアニメーション
  • 当たり判定
  • 敵のAI
  • 各種エフェクト
  • サウンド
  • ネットワーク

などなど、1つのゲームの開発工程を丸ごと収録した感じです。

特に当たり判定絡みの解説が充実しているので、Unityの衝突判定コンポーネント(コライダ)の使い方が良く分かりました。

もう少し具体的に話すと、本書は当たり判定と関連する処理を詳しく扱っています。

関連する処理とは、以下のようなものです。

  • キャラクターのアニメーション
  • アニメーションイベント
  • アイテム処理
  • 敵AIと行動など

本書では、こういった処理と当たり判定の連携方法を上手く教えてくれました。

このように単なる当たり判定の解説ではなく、ゲーム開発に即した実装例を見られるのは大きなポイントです。

2冊目として便利です

紙面はオールカラーなので見やすく、実際の画面や動きをイメージしやすいのも良い点です。

総評としては、基礎を踏まえた応用と実践に優れ、2冊目のUnity本として最適な一冊だと思います。

 

一つ注意点ですが、本書はパソコンがターゲットなので、スマートフォンでは処理落ちの恐れがあります。
スマートフォン向けに開発する時は、実機で少しずつ確認しながら進めましょう(まあ普通の事ですが)。

Unityゲーム開発 オンライン3Dアクションゲームの作り方

9.7

分かりやすさ

9.3/10

情報量

9.7/10

コストパフォーマンス

9.8/10

サンプルソース

10.0/10

Points

  • この一冊に多彩な機能を収録
  • 当たり判定の解説が充実
  • 些細だけど大事な処理も扱っている
  • サンプルゲームの見た目が良い

Notes

  • 初心者向けではありません

Kuniaki Ebata 登録者

大学中退(文系)の専門卒 日本で唯一のプログラミング書籍評論家 プログラマーで現役のスキー国体選手です 頭と体を動かすのが大好きなフレンズなんだね 専門学校で先生もやってます プログラミングは21歳から 貴族じゃない独身 持病:重度うつ病(薬とサポートのおかげで何とか生きてます) 教え子をゲーム業界へどんどん送り込み、世界を面白くする野望を実現中 プログラミングが上達するメルマガやってます ここを見たゲーム業界の卒業生へ 新作が出たら、連絡するか現物を送ってくれると嬉しいです ただし18禁・CERO-Dの場合は、厳重に梱包の上、品名をパソコン部品にて送る事(だいじ) このページが参考になった方へ ぜひSNSやブログでシェアして欲しいです お願いします(少し上にボタンあります) 最近Google先生が中身の無い「いかがでしたか?」サイトを優遇するので困っています助けて下さい(>_<) シェアしてくださった方には 小冊子 プログラミング書籍が10倍わかる読み方(pdf) を差し上げます こちらからご報告頂くか、こっそりDMを送って下さい