この本でスマホゲームできました
私はでUnityを学び、実際にスマホゲームを公開できました。
巷にはたくさんのUnity入門書が売ってますが、私はこれが一番分かりやすかったです。
プログラミング経験はあるけど、Unityを使ったことはない人に最適の一冊です。
ここではその理由を説明したいと思います。
(1) カラーで見やすい
UnityではGUI画面で設定をする事が多いので、ウィンドウのカラー写真があると変更箇所が分かりやすいです。
UnityのGUIは結構カラフルなので、意外に重要な点です。
(2) サンプルゲームが作って楽しい
学習の為だけの無味乾燥なサンプルではなく、ゲームとしての面白さがあります。
特に物理エンジンのサンプルは、短いソースでしっかり頭脳パズルになっていて驚きました。
(3) 実践的な構成
最初のシューティングゲームの章で、さっそくプレハブとコルーチンを扱っています。
この二つはUnityで必須とも言えるトピックなので、早目に紹介してくれるのは助かります。
また次のサンプルではパーティクルを使用していますが、これも頻繁に使うです。
こんな風に、実践的なテクニックを序盤から解説してくれるので効率的に学べました。
(4) スマートフォン向けの内容
パソコン前提のUnity書籍の場合、サンプルをスマホで動かすと処理落ちしまくったりします。
その点本書は、しっかりスマートフォンを考慮した内容になっています。
おかげで私の旧式スマホでもサクサク動きました。
たぶん感謝は忘れない
冒頭で述べたように、私は本書で学びつつスマホゲームを作りました。
このCubeTheCubeというのがそのゲームですが、8割くらいはこの本の内容で出来ています(残り2割は通信処理)。
本書なしでは絶対公開まで辿り着けなかった・・・というのは少し誇張になりますが
学習と開発時間をかなり短縮できたのは間違いありません。
およそ1日1~4時間の作業で、2ヶ月+αかかりました。
そんなわけで、将来私が年老いた際に
ワシはな、えーと、あの本が忘れられんのじゃ・・・
と言いながら、若者に説教しそうなくらい感謝している一冊です。