1章は絶対読んでおけ
カーニハンとパイクによる、優れたプログラミングへの手引き書です。
若い方はこの2人のこと知ってますか?
ともにベル研究所でC言語やUNIX関連の開発に携わった大御所です。
ちなみにカーニハンは「Hello World」というフレーズの生みの親でもあります。
そんな彼らが長年の経験によって得た教訓を、親切丁寧に教えてくれます。
初めて読んだ時、いかに自分が自己満足なプログラミングだったかを痛感した懐かしい本です。
王道を行く
内容は王道というか正統派です。
- コーディングスタイル
- アルゴリズム
- データ構造
- デバッグ
- テスト
など無駄のない構成で、どんな言語にも適用できる普遍的な事柄が350ページに凝縮されています。
私なりの見解ですが…とにかく1章は絶対読んでおけ!
2章以降は面白そうなトピックを選んで読むのが吉です。
また、書いてある内容はとても奥が深いです。
経験を積んで再読すると「うむむむ~」と考えさせられ、多くの示唆に富んでいます。
ややアバウトですが、プログラミングを学んで5冊目くらいに読んで欲しいですね。