リファレンスと確認がしやすい定番本
ビギナー編に引き続き、私が学生時代にお世話になった本です。
そして今でも、リファレンスとして使っているロングランブックでもあります。
私は本書を2冊持っています。職場用と自宅用ですね。
わざわざ複数揃えた理由は、ひとえに内容のバランスが良いからです。
人はみな忘れる
私は長年C言語を使っていますが、全てを暗記しているわけじゃありません。
ど忘れしたり、他の言語とゴッチャになったりするのは日常茶飯事です。
そんな時、手元にリファレンスになる本があると便利です。
ググっても良いのですが、Webの情報は断片的な事が多いです。
全体を概観して確認できる点では、書籍に軍配が上がります。
優れたバランスが光る
本書はリファレンスや確認用として、適度にバランスが良い構成です。
具体的には、以下の点で優れています。
- よく忘れやすい項目をカバーしている
- 各々の項目がコンパクトである
- 適度な長さのサンプルソース
- 「分かっている」人向けの簡潔な説明
- 文法だけでなく、定番の書き方も解説
- 利用上の注意点も細かい
こういった事は一見して、当たり前に感じられます。
しかし、私の経験上、本書のように全てクリアーした書籍は意外に少ないです。
簡単すぎず、難しすぎない。このバランスがいかに大変か…
私の推測ですが、本書はかなり細心の注意を払って構成されていると思います。
Webを何度もウロウロするより、本書でサクッと調べを付けましょう。
リファレンスとして、確認として、いつも手元に置いておきたい一冊です。