プログラムの達人になるには?
我々が「プログラムの達人」となるにはどうすれば良いか?
そのコツやノウハウが、達人へのインタビューを交えて書かれてます。
私は会社に入りたての頃、本書を読んで衝撃を受けました。
まだ当時は経験が浅く、自分がやっていけるか不安で一杯でした。
しかし、本書のお陰でプログラミングのコツを知り、何倍ものスピードで成長でき、かなり自信が付いたのを覚えてます。
すごい効果がありました
本書は、著者(新田氏)が出会った「桁違いのプログラマー」達の、ノウハウや知恵をまとめた集大成です。
意外にも?難しいプログラミングの話は全く無く、初心者でも読める内容です。
しかしながら、すぐに使えるノウハウから深ーい洞察まで、幅広い知恵を提供してくれます。
当時、私は本書を買ってすぐ読み、とりあえずノウハウを少しずつ実践しました。
その結果、仕事でも目に見えて変化が起きました。
具体的には、プログラム全体を見通せるようになり、発想の視野が広がりました。
そのおかげで、以下のような出来事が増えたのを覚えています。
- 社内で1年以上放置されてたバグの原因を突き止めた
- 後輩が半日かかって直せなかったバグを、15分で解決した
- 個々の現象から、バグの原因を一般化できた
- 初めての言語や環境でも、直感的に理解できた
などなど、そんな経験を通じて、少しずつ自信が付けられ、とても助けられました。
そして今、ゲーム専門学校の講師を出来るまでになりました。
(まだ達人にはなれてませんが…)
初心者もプロも、大切なこと
そんなわけで、この「プログラムの達人パック」は、スラスラ読めて示唆に富む一冊です。
プログラミングを始めたばかりでも、すぐに実践できる事ばかりなので、上達に役立ちます。
またプロの人でも、疎かにしがちなポイントが結構載っています。
だから、初心者はもちろん、職業プログラマーの人まで、幅広くオススメしたいです。
参考までに、本書を読むと得られる事の例です(公式サイトより抜粋)。
- 関数の書き方のパターンがわかる
- ゲームを組むために必要な基礎モジュールの種類が分かる
- プログラムスピードを最低5倍は上げることができる
- 目指すべきプログラムの姿が分かる
- ゲーム業界ではどの程度の能力が要求されるのかが分かる
- ゲーム業界の現場ではどう仕事をすればいいのかが分かる
- プログラムという作業の拠り所になるたった1つの概念が分かる
特に最後の「概念」は、重要です!
おまけ:私も達人にアプローチ!
本書に刺激を受けて、実は私も電子書籍を書いています。
その名も…
です。
私の能力をフル動員して、達人の領域にアプローチしてます。
自分で言うのもなんですが、オススメです。